Q. はじめて購入した新車の車検が迫っているのですが、車検を受けるのははじめてです。
そこで車検について自分で色々調べたのですが、ユーザー車検で車検を受けると費用を節約するということがわかりました。
友人に聞いたところ、その友人はディーラーで車検を受けているというのですが、その車検にかかる費用を聞いて驚いてしまい、少しでも節約したいと考えて、車検場に持ち込んでユーザー車検をしようと考えています。
ディーラーで車検を受けるのとユーザー車検で実施するのではかかる費用についてはいくら節約することができるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
A-1. 車検の代行に必要となる手数料に加えて、検査する為に必要となる機器の使用料が必要となります。
つまり、必要な書類と車両を車検場に持ち込んで車検を受ける手間を代行してもらう為の手数料と、点検にかかる手数料となります。
これで2万円ほど節約することができます。
また、車検の際に必要となる24ヶ月点検については、自分で全て行えば無料で実施することは可能ですが、油脂類については交換してしまった方が良いでしょう。
これもおよそ2~3万円は節約することができるでしょう。
ですが、数年に一度くらいはちゃんと点検・整備してくださいね。
A-2. 自ら車検場に持ち込んでユーザー車検を受ける場合、その車両の点検を自分で行い、修理や部品の交換を行わないのであれば、かかる費用については自賠責保険料、重量税、印紙代のみとなります。
また、ディーラーで車検依頼する場合、この費用に加えて、点検費用に加えて代行手数料、整備や修理、パーツの交換を行う費用が必要となります。
これに関してはその車両の車種や経年数、走行距離などその状態によって異なりますが、初回であれば、およそ3万円~5万円というところでしょう。
ちなみにユーザー車検は最寄りの陸運局で実施することとなるのですが、平日しかやっていませんので、学校や仕事がある場合には休みを取って行かなければなりませんので注意して下さい。
また、もし検査で不合格となった場合、不具合があった箇所を修理して再度検査を受けなければならないという可能性もあります。
その為、平日にきちんと時間を確保することができて、ある程度自分で車両の点検・整備を行うことができるというのであれば、ユーザー車検で車検を通してもいいかもしれませんが、もし自信がないのであれば素直に業者に依頼した方が良いでしょう。
1回目の車検ということですから、普通に乗っていれば目立った故障等もないでしょうから、格安車検で済ませるという方法もあります。